「もう4分の1終わってしまった。」とつぶやいている人もいる。
アッという間である。
本日はまず出汁を取ってだし巻き卵を焼く。玉板(ぎょくばん)と言うそうだが、
でかい卵焼き器を使って一度に卵を8個使って焼く。
見ただけで戦意喪失という感じだ。
まず先生がお手本を見せる。もちろん見事な手さばき。
プルンプルンの出汁巻きが焼き上げると、みんな唾を飲み込む。
先生も察して、一切れずついただく。
「旨い!」
我々はいきなり卵8個はきついので6個で焼く。6個だって大変だ。
案の定ボロボロになりながら最後に成形して何とかごまかす、
と言った感じだ。これをマスターするには一体何十個焼かなきゃならんのか?
その後大根の桂剝きをはさんで、細巻きを作る。細巻きを作るのは4回目になるので
勝手に3本作って、できた人から先生に判定してもらう。巻くだけでなく
切って皿に盛りつけるので、出来上がりの良し悪しは素人が見ても歴然だ。
上手な人は本当にきれいに出来ている。先生も「上手いねー!」と言っている。
私は母の葬儀で細巻きの授業を一回休んでいるのだが、そんな事言い訳にならない
位の差がついていた。
今日はつらい1日だった。真剣にやっているだけにこたえる。
マンスリーマンションの戻って、夕食のだし巻き卵を食べる前に大根の桂剝きを
やってみるが、これまたボロボロ。
でもやるしかないしなー。