本日はまず太巻きといなり寿司を作った。かんぴょうや椎茸、油揚げなどの
具材を煮て組み立てる。最後の巻きについては各人それぞれ行うが、
煮方については先生が説明をしながら調理を行う為、
のんびりとした雰囲気で授業が始まった。

太巻きと中巻き、いなり寿司を作ったところで昼休み。
ボリュームたっぷりなので、昼食だけではとても食べきれない。
夕飯とさらに明日の朝食の分もある。
最近食事と言えば寿司ばかり食べている。有難いようだが
毎食となると... さらに野菜と言えば桂剝きにした大根と
細巻きに使うキュウリしか食べていない。
先生方も昼食は自分たちの作った寿司はあまり食べず
ラーメンやらパスタやら作って食べている。
私にとって寿司は特別な食べ物だったが、寿司の仕事をするようになると
寿司のありがたみが無くなってしまうんじゃないかと心配していたが、
やはりそんな感じになっちゃうのかなー?

昼休みの後、細巻きの仮テストを行う。
決められた時間内にキュウリ巻き二本、かんぴょう巻き一本を巻いて
切って皿に盛りつけるというものだ。
時間内に仕上げる事はもちろん、仕上がりの美しさについての
評価ポイントが多岐にわたっている。

細巻きについてはずっと苦手意識があったが、実際にテストをすると
ボロボロだった。時間内に出来ないどころか、私より遅かったのは
二人位だった。仕上がり具合もさっぱりで、原因としては
授業で教えられた作業手順通りに作っていないというのが一つ。
作業中頭の中は真っ白になってしまっていて、作業後指摘を受けて
「ああそうだった」と思い出す始末。

もう一つは手の動きが遅いこと。作業をしながら頭の中に
「遅ぇーなー」と作業を見ているもう一人の自分がいる。
歳のせいなのか?
問題の量に対する時間の厳しい行政書士の試験を
受けている時にも似たような苛立ちを感じた事がある。
問題文を読むのが遅いし、読んでから答えが出るまでのリアクションが遅い。
確かに今回の仮テストで私より遅かった人たちは、クラスの中では
高齢者だ。作業をしながら教えられた事が思い出せないというのも
歳のせいかもしれない。

そして今回改めて突き付けられたのが、センスの無さだ。
無い。

投稿者

mojo

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