21日目という事で、授業も半分終了し後半に入ってしまった。
先週金曜日に続き穴子であるが、本日は煮穴子にする。
そうでしょ、そうでしょやはり穴子は煮るに限る。
金曜日は思ったように捌くことが出来なかったので、
今日は復習をした上で再チャレンジしたのだが、
またしても気持ちよく捌くことが出来なかった。
授業で穴子を扱うのは今日で終わりなので、これ以上上達したければ
自費で魚を購入し自主練習するするしかない。
だが、各種テストの為の練習もしなければならないので、
今の所自主練習の時間を割く余裕は無いのがつらいところだ。
自主練習は朝8時から授業の始まる9時半までと、
授業が終わる午後4時から5時半までだが、それでも足らないので
余ったシャリを貰って家でも練習している。
それでも時間が足らないのだ。
捌きについては全く不満であったが、調理の出来栄えはまずまずだった。
ただ今迄家でも魚屋で開いた穴子を買ってきて、煮穴子を作ったことがあるのだが
それと比べて特に美味しく出来たかというと、そうでもない。
先生の話では、高級店では穴子の小骨を抜いているところもあるそうで、
なるほどそれがあのとろけるような舌触りにつながっているようだ。
もちろん授業では小骨を抜いたりなんかはしていない。
午後はこれまた金曜に続いて「ロール」を作った。
本日は「カリフォルニアロール」、「スパイシーツナ」、「ドラゴンロール」だ。
正直あまりやる気がしないが、海外に行くなら重要科目だ。
こちらも時間があれば、練習したいと思う。
アレンジの自由度も高く、考えようによっては面白い仕事だと思う。
今日も娘が我が極狭小マンスリーマンションに泊まっていくので、
穴子は味見だけして娘の夕飯に持って帰る。
とても喜んでくれた。
日本国内でもロール寿司専門の店を色々な人たちがトライしたそうだが、
ビジネスとしてはなかなか成功していないそうだ。
そんな先生のお話を思い出しながら、私は娘の穴子握りを横に見て
ロールを食べる。
「そりゃ、そうだろ」