集中特訓コースの授業は朝9時30分から始まるが、
授業前に自主練習する事が出来る。これが重要な時間で
私は一貫して8時に登校して練習している。
今日も8時に行ったのだが、シャリ当番のYさんが体調不良で
お休みされるという事なので、まず代わりにシャリの準備をする。
シャリは日替わりの当番制になっていて、私も急に休講した時に
別の人に変わってもらった事があるので、お互い様である。
今週になってクラスでもインフルエンザで休む人が続出していて
授業もマスク着用となっている。
授業の方は昨日に続いてヒラメを捌く。
昨日上手く出来なかった部分について、先生に確認してから取り掛かった所
成功する事が出来た。
東京すしアカデミーでは講師の先生が何人もいて、日によって変わる場合がある。
先生によってやり方が違う場合もあるので、技術と知識の幅を広げるには
良いと思う。とは言え今回の件については別に昨日の先生の教え方が
悪かった訳ではないが。
午後は握りテストの練習を行った。幾つかあるテストの内最も重要なテストであり、
自主練習でも一番力を入れてきたし、余ったシャリを持って帰って毎晩練習して来た。
テスト練習は本番と同じ、規定時間内に何貫握れるかというやり方で行う。
3分間で握れた数はまあまあだった。
ところが審査では、形が悪いという事でかなりの数が不合格となった上、
何貫かはネタの裏表を間違えてしまうというボロボロの結果となってしまった。
今迄スピードの事ばかり考えて練習してきたためこんな事になってしまった。
自分でも薄々は疑問を感じながら練習してきたので、「やはりか」という
思いもあるが、今迄の苦労を考えると倒れそうだった。
とは言えもう一度やり方を考えて準備するしかない。
授業後、今後の進路についての面談があった。入校前から私の場合は海外に行く事は
簡単ではないという事は理解していたが、今日の話の内容は更にトーンダウンした
ネガティブなものだった。握り模擬テストの不出来の上にそんな話で、
落ち込んでしまった。とは言え今は進むしか無い。
今日も帰ってから2時間握りの練習をした。