本日はタスマニア産アトランティックサーモン。
しかも一人に付きまるまる一匹である。
今や輸入サーモンはどこの店でもまず置いてある必然アイテムだが、
タスマニア産というのは余り見掛けない気がする。
先生によるとタスマニアのサーモンは世界一美味しいサーモンと
言われる事もあるそうで、ノルウェーのサーモンと種類は同じだが
脂の乗りが適度であるそうだ。

私は3日前に補講でサーモンの1回目の講習を受けたばかりで、
サーモンは正直少々うんざり気味である。その時は一人につき
ノルウェーサーモン半身一枚ずつ貰ったが、まだ冷蔵庫に残っている。

今日はサーモン一匹をバラした。内臓は既に抜かれていたが、
それでも一匹で6㎏以上ある。捌き方も他の魚と違い独特だが
とにかくデカいので扱いにくい。

今日はそのサーモンを使って南蛮漬けを作った。サーモンの南蛮漬けとは
余りピンと来ないが、油で揚げてあの漬けダレに漬けてしまえば
たいていの物は南蛮漬けになるであろう。
捌いてみればノルウェーサーモンよりさっぱりしていると言ったって
既に十分以上の脂。皆は久しぶりのサーモンで喜んでいたが、
私は南蛮漬け2,3切れと握り5貫も食べたらギブアップ。

午後は連日の仮想テスト方式の握りの練習。
ネタはいつもは養殖ハマチのフィレを切り付けて使うのだが、
今日はサーモンを使う。いつもより規定時間内にたくさん握る事が
出来たが、考えてみればネタの違いもあるかも知れない。
ハマチは握りにくいと皆からも不評だが、サーモンはシャリになじむというか
握り易かった。贅沢でもったいない話であるが。

今日も山のようなサーモンをお土産に頂いたものの、一人暮らしの身で
どう処分したものか。夕飯に食べると思っただけでうんざりしてしまう。
帰りに好きでもないがマックでも買って食おうかなとも思ったが、
何とか思いとどまった。
マックをヒントにして、家にあった処分品のロールパンにフライパンで
焼いたサーモンとカッパ巻きで余ったキュウリをはさんで、5年振り位に
飲んだコークで流し込めば気分はマックだった。

だけど待てよ、今晩食べたのは在庫品のノルディックサーモンだ!

投稿者

mojo

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