面接は日曜日の15時からとなった。
さて、アルバイトの面接ってどんな格好をして行ったものか?
流石にスーツにネクタイも無いだろうと、とても暑い日だったが、
真面目なおじさん風の服を選んで出掛けた。
家から店までは車で10分、夕方5時に退社して直行すれば6時には
店にはいる事も出来る。そんなことを考えながら運転しているうちに
お店に到着。田舎の市だが、一軒だけの回転寿司店なのでいつも混雑している
印象だったが、流石にこの時間はあまりお客さんはいなかった。
入り口で応対してくれた店員さんに面接の旨を伝えると、空いている客席に
案内された。すぐに店長さんが現れて面接開始となるが、まず最初の質問が
「制服のサイズはどれくらいですか?」だった。既に私の頭の中には
厨房で仕事をしている自分の姿が浮かんでいた。
その後一通りのやり取りがあり、私は調理師免許を取得したい旨、シフトについては
なるべくお店の事情に合わせる用意がある事などを伝えた。
終始和やかな雰囲気で進行し、そつなく面接を終えた。
受験資格云々ではなくても、回転寿司店の仕事を内側から見る事が出来るなんて
きっと何かプラスになるはずだ。「早く仕事がしたい。」
「合否については審査後お電話します。」
一応、手順を踏むわけかな...