本日はまず中型魚の捌きという事で、一人に一本ブリヒラという魚が
渡された。ブリヒラというのはブリとヒラマサの掛け合わせの
養殖魚で重さにして3㎏以上ある魚だ。
捌いてみると今まで何度も捌いてきたハマチのフィレの様に
やたらに脂ぎっていなくて自然な感じだ。
ちょっと味見してみると、まさに天然魚に近く旨い。
昨夜たまたまテレビで養殖魚についての番組をやっていたが、
ヨーロッパでは養殖のヒラマサが人気があると言っていたが、
この魚の事なのかどうなのか。
最近は本当にいろいろな魚が養殖されていてびっくりするが、
海外でも様々な国で様々な魚が養殖されているらしい。
それはそれで結構な事だが、これからも様々な天然魚が食べ続けられる様で
あって欲しいと思う。
さてブリヒラを捌いて冊を作り、それを使って「切り付けテスト」
を行った。切り付けテストとは冊から決められた大きさと重さで
ネタを15枚切り出しどれだけ合格品を作ることが出来るかという様な物だ。
このテストは修了証発効の要件とは関係ないとの事だが、だからと言って
いい加減にやって良い訳では無い。
結果私は大きさについてはまずまずであったが、重さの方が出来ていなかった。
前回の練習で殆どが規定より1グラム少なかったので、意識し過ぎたのか
今回はオーバーする物が多かった。
その後握りの中間テストを行った。こちらのテストも修了証発効要件ではない。
1分間で5貫以上見た目の合格品を握り、さらにその見た目の合格品のシャリの
重さを測り規定以内ならば1貫1点を与えるというものだ。
それを3ラウンド行い、15点以上なら合格というものだ。
私は3ラウンドともなんとか5貫握ったが、そのうち1貫が不合格となった。
まずまずの出来だったが、1分間で6貫握っている人もいた。
いずれにしても本テストにはまだまだスピードが足らないし
皆のレベルも上がっている。
気持ちの上ではぶっちぎりの成績を残したい。
気持ちの上では。