本日はイナダ=ブリの幼魚でスタート。
イナダの捌きは試験科目になっていて、本日は時間計測を
しながら練習を行った。イナダは個人的にも随分捌いてきたので、
そこそこは出来るが、逆に課題点も分かっている。
アジもそうだったが、中骨に身を残さず三枚に下ろすという
基本的な事がキッチリと出来ない。

テストは頭と内臓を取った状態でスタートし、三枚に下ろした身を
背と腹に分け皮を引くところまでを10分で行うというもの。
10分もあれば時間的には楽勝かなー、と思いながらも
今日の所は時間は無視して丁寧にやってみようという事にした。

さて実際にやってみると、時間は気にせずやったとは言え
12分もかかってしまった。出来た人から席を離れて教室の
後ろの方に移動するのだが、私が終了したときには
あと二人しか残っていなかったので、ちょっと驚いてしまった。
出来の方も中骨にも身が残ってしまって、先生の審査では
減点対象になってしまった。

テスト本番までそれ程練習回数も無いので、気合を入れて
取り組まないと100点を取るのは難しそうだ。

その後スルメイカをさばく。大きな船凍イカを使用した。
大きいので皮を剝くと言った面倒な作業はやり易いが、
食べてみるとやはり硬く、所詮スルメイカだ。
そこをいかに美味く食べさせるかが、見せ所か。

最後に「盛り込み」の練習を行った。こちらも試験科目なのだが、
やはり時間内にできるか否かが、最大のポイントだ。

そして明日は細巻きの本テストだ。
もともと苦手意識が強く、未だ自信なし。