今日から卒業に向けてテストラッシュである。
一部のテストで終了したものはあるが、本日は盛り込みのテスト。

10分間に握り6種類14貫、軍艦2貫、細巻き2本を作り規定のトレイに
決められた通りに盛り込むというテストである。
いかに整然と美しく盛り込むかが問われるのだが、スペース的には
ギリギリで、漫然と置いて行くと収まり切らなくなる。
当然寿司一つ一つの出来栄えも問われる。
軍艦にはスプーンでトビコを乗せるのだが、一粒でもこぼれていたりすると
減点の対象になる。
テストは2回行われ高いほうの点数が採用される。
私は練習の時からこの種目が苦手であった。

テスト1回目。
途中で手違いが発生してしまい30秒オーバーでまず10点減点。
最後に包丁とまな板を綺麗にしなければならないのだが、時間オーバーで
慌ててしまい、まな板がご飯粒だらけなのと寿司の並びが悪いのとで
結局85点となった。苦手種目なのでそこそこかなとも思ったが
目標は飽くまでも100点である。それだけの実力は無いが。

テスト2回目。
1回目で指摘を受けたポイントを心にとめて取り掛かる。
今回はスムーズに進行し、何とか時間内ギリギリに収まりそうだ。
見直し修正をする時間は無かったが、何となく出来栄えも良さそうな
手ごたえを感じる。
包丁とまな板も洗って無事完了。

「これはひょっとすると...」と思いながら先生の講評を聞く。
「95点。限りなく100点に近いけど。」
「けど?...」

微妙な気分で昼食を食べ、午後はテスト形式での大根の桂剝き練習。
桂剝き本テストは来週の火曜日。数あるテストの中でも最後に行われる。
10分間で長さ無傷で40センチ、重さ25グラム以下に剝くことが
出来れば100点だ。
結果ブチブチとちぎれ25センチ。それでも35点をいただいた。

練習はしているのだが、進歩が感じられない。そもそも40センチ
無傷で到達した記憶がない。

それでもある日突然ブレークスルーが起こるのではないか、と思いながら
練習している。

投稿者

mojo

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