既に感じていた事だが、記憶力が弱い。試験があるのは11月半ばで，結果の発表は年が明けて1月下旬と、結構間が開く。２回目の合格発表というか不合格発表後、問題集を開くとわずか二か月の間に「？？？」忘れてしまったどころか、「こんな問題知らん」というものさえある。勉強以前に日常生活の問題として物忘れの激しさが気になっていた。歳のせいか？認知症の親父と暮らしているので「俺も若年性認知症始まっちゃたか？」と心配になる。本当に。それで物忘れについて色々調べるが、「記憶力は50歳代ではまだ衰えません」らしい。知らず知らずのうちに不合格を歳のせいにしようとしていたのか？
それから全体的にスピードが無い。模試でも本番でも全問回答すると、もう見直す時間なんてほとんど無い。というか時間を気にしすぎてじっくり回答できない。問題を読む速度が遅いのか、脳の回転が遅いのか？速読のトレーニング法というのを探してきて、目玉の体操やら何やらもやってみたが効果を実感できなかった。
そしてメンタル。メンタルが強いの弱いのと言う事が、具体的にどういう事なのか良く分からないが、試験のような緊張状態の中で実力がしっかり出せる事は重要だ。試験問題はマークシート方式による選択問題が大部分だが、300点満点中、記述問題が3問で60点分出題される。記述問題で何点取れるかは、合否に大いに影響する。2回目の試験で１問目の記述問題に正反対の事を書いてしまった。試験後の自己採点で「なんでこんな事書いちゃったのか」のかと思ったが、やはり平常心でいられなかったせいだと思う。２問目、３問目はある程度答えることができたと思うが、獲得できた得点は非常に低かった。１問目で絶対書いてはいけない事を書いてしまった事で、採点者の心証を大いに害してしまったような気がする
やっぱ勉強するしかない
もちろんいくらメンタルが強くてもしっかり勉強しなければ話にならないし、しっかり勉強したことによって自信をもって落ち着いて対処できるという事もあるだろう。この課題はすぐに解決できる事ではないと思うが、試験だけでなくあらゆる場面で問われる事なので、取り組む価値があると思う。ただ、今はメンタル強化の方法がわからないので、それならば選択問題だけで合格点を取れるように、徹底的に勉強してやろうと思った。