一月もそろそろ半ばとなるが、就職活動の方は四連敗中。
とは言え日々の生活としては、それ程やる事がある訳では無い。
やる事を思いついても、就職先の見つからない重苦しい気分の
状況の中ではやる気が起きない。
毎日勤めに行っていた時には、「なーんにもしない時間」に
あれ程飢えていたのに、ひと月も立たない内にこの様とは
さすがの小物ぶりである。
とにかく早く仕事を決めて生活のリズムを取り戻さないと
まるでダメ人間になりそうである。
だが就職活動の方針については、決断を求められる段階に近づいて来ている。
自宅から通勤できる正社員待遇の求人という、理想的な案件は
そもそも少ない。
一件既に断られたものの、名古屋など求人件数の多い地区で
引き続き社員待遇を求めて活動を続けるか、
それとも近場の回転寿司店でアルバイトとして働くか?
正社員という身分は待遇の良さというメリットもあるが、
私の場合仕事に対するモチベーションにも関わって来るのではないか
という気持ちもある。また社員とアルバイトでは任される仕事の幅も
違って来るだろう。将来海外で働こうという事であれば、なるべく
色々な事に関わっておくべきなのも間違いない。
しかし四連敗中の手ごたえとしては、名古屋に行っても私の話を
聞いてくれる様な度量のある人はいない様な気がする。
一方で海外就職の際に武器の一つになるという、調理師免許試験の
受験資格である「飲食業務2年間」というハードルのスタートを
早く切らなければならない。
「人材採用もシステム化されてしまっていて、あらかじめ設定された
一定の条件から外れた人間の叫びを「フムフム」と聞いてくれる
ヒマ人なんて、この忙しい日本社会では絶滅してしまったのではないか?」
平日の昼間に一人でコタツにあたっていると、こんな感じに
ひがんでしまうのである。