まさかまさかの面接

就活四連敗とは言え落ち込んでばかりもいられない。
それに四連敗なんて私が５０年来のファンをきっぱりやめた
中日ドラゴンズのすばらしさから見れば比べ物にもならない。
そう考えてみると、やはり立浪という男、ある意味ただものではない。

とにかく何かしなければならないという事で、ハローワークの名古屋地区での
寿司職人の求人情報ををネットで拾って行く。

翌日、図書館で借りた本の返却期限が来ていたので、
運動不足解消も兼ねて歩いていると、電話が鳴った。
聞いた事の無いような会社名だったが、確かに昨日ネットから
応募した会社だった。
しかも面接して頂けるという。

びっくりして募集の内容を改めて確認する。
私は普段回転寿司には行かない、というより外食はしないのだが
その会社は回転寿司店を愛知県でまだ一店舗しか出店していなかったのだ。
だから会社の名前もお店のブランドの名前もピンと来なかったのだ。
しかもその栄えある第一号店が、私の住んでいる隣の市にある
ショッピングモールの中に入っていたのだ。

とにかく面接して頂けるという。
よっぽど人手が足らないのか、応募があった場合取り敢えず面接を
する事になっているのか、それとも私の応募内容を見て
第一段階の審査をパスさせて頂いたのかは分からないが、
これは私にとっては大きな一歩だ。