土日は休みだが、こちらとしては休みなんかいらないという
気持ちだ。
元々仕事のオンとオフのけじめがしっかりしていて、
楽しむための人生を送りたくて海外に移住するのが目的の私にとって
今の生活は全く逆行していると思う。
こんなマインドの私が果たして海外に行けたとしても
陽気なオージーみたいに人生を謳歌出来る様になるのだろうか。
どこに行っても所詮俺は俺、何となく結果が見えるような気がする。
しかしここまで来てしまったのだから進むしかない。
金曜日に桂剝き用にカットした大根の余りを貰ってきていたので、
桂剝きの練習をやる。
我が極狭小マンスリーマンションはキッチンも超ミニマム級なので
魚を捌いたりとかはなかなか厳しいのだが、桂剥きなら問題ない。
貰った大根がすぐ無くなってしまったので、散歩がてら大根を買いに行く。
スクールは西新宿にあるのだが、不動産屋になるべく家賃の安い所を
リクエストしたら一駅隣の中野区になってしまった。
元々東京に魅力を感じない私は新宿も好かないのだが、
中野については結構好感を持っている。
なんかこう、ちょっと懐かしいというか。
物価といっても買い物をしたのはほとんど食料品だが、
「やっぱ東京は高いなー」という印象だったのだが、
「肉のハナマサ」というスーパーで大根を98円で買う事が出来た。
せっかく「肉」の店なのだから肉も見てみると、
さすが豚肉だけでも日本産、アメリカ産、カナダ産、メキシコ産、
フランス産とある。しかもメキシコ産とフランス産のグラム単価は
同じである。であればどっちかは置かなくてもいいような気がするのだが、
そこが「肉のハナマサ」の奥深さだ。
私のような素人からするとフランスの豚というだけで100グラム500円ぐらい
しちゃうんじゃないかと思ってしまう。しかも目の前の肉を見ると
赤身の色が濃くて旨そうに見える。本当は必要無いのについつい
豚バラのかたまりを買ってしまった。
塩豚にしてフランスパンに挟んだら旨いんじゃないだろうか。
オリーブオイルが無いのが残念だ。